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幸せと言いたい

そもそも幸せな人は、自分が幸せである事を人に触れ回ることはないでしょう。

何故なら幸せであることは、至極当たり前なことであり、その事を言葉にする必要がない位自然な事なのだからだと思います。


それを言いたくなるのは、目の前にいる相手に勝ちたいという思い、つまり相手を負かしたいという思いが、意識の中に絶対ないとは言えないのではないでしょうか。


意識が戦っていると、どの場面でも相手をねじ伏せようとしたり、逆に相手が上だと思うと負けたような気分で不愉快になったりします。


そういった人の特徴は、物質的なものが対象であり、目に見えるものや数字、つまりわかりやすく人と比較ができやすいものに特化していて勝ち負けを争うからです。


うちの子は結婚している、就職しているなどといったものも早い遅いで比較したり、しているかしていないかで競ったりする場面も見られます。


「そうはいっても現実世界でそういったものしかないのだから仕方がないじゃないか」と思われるかもしれません。


勝ち組。負け組。という言葉が横行しているのもそういう類の考え方を表しているのでしょう。

SNSの世界でもきらびやかな自分やものを誇張して見せたいという意識がまさに「私はこんなに幸せですよ」と触れまわりたいという勝ちたい気持ちの表れなのでしょう。

そういうものを見て「すごいね!勝ち組なんだね!偉いね!」と称賛しながら、平然といられるといいのでしょうが、そうはいかないのが、一般的な感覚です。


憧れ、そこに近づくための切磋琢磨、敗北感、諦め、さまざまな想いに囚われるのかもしれません。


では、「本当の意味での幸せとはなんなの?」と言いたくなるかもしれません。

少なくとも比較の中には存在していません。



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