2022/11
偶然にそうなった。ほとんどの人がそう思うのかも知れません。
しかし、意識の世界では偶然ではなく必然と捉えます。
ここ何日か相撲中継が目にとまりました。前の場所から翔猿という相撲取りが、気になっていたのですが、全中継を見る時間もなく、彼の取り組みだけ見られたらなあと思っていました。
テレビをつけた途端に、翔猿という文字が目に入りました。彼の取り組みが始まったのでした。翌日は、母の所に届け物をしたときでした。母がチャンネルを回したとき、またしても翔猿の取り組みが始まりました。
この様なことは頻繁に起きます。頻繁どころか全部がそうなのです。
何を馬鹿なこと言っているのかと思われそうなのですが、自分中心心理学を学ぶとこの意味が手にとるように解ります。
私たちは、自分の思い通りの世界に生きています。願った通りの人生を生きています。
狂言に聞こえるのは、過去の自分が何を願っていたのか忘れてしまっているのです。
あるいは、顕在意識で求めている様に錯覚していることが、実はある理由で心の奥では求めてはいないことに気づいていないのです。
共時性(シンクロニシテイー)に気づくためには、自分の意識にフォーカスしていることが大事です。他人の目や人からの評価や、常識や世間体といったものばかりに気を取られていると何も気づかずに人生を過ごしてしまうことになります。
この人生を自らが創造し、自らが脚本を書き、自らが俳優として演じていることが理解できれば、なかなか味のある人生を生きることとなるでしょう。
悪役を演じるのか、下っ端を演じるのか、成功者を演じるのか、金持ちを演じるのか、貧乏を演じるのかは、自らが決定できるのです。
何故なら、全てが共時性だからです。
生まれて育った環境は、大きな要因とはなりますが、決定権は持ちません。
心身を柔らかくして、知識を新しく自分の中に入れれば、なんて自由な生き方があるのだろうと驚くことでしょう。
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