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新居地

例えば引越しをしたり、新しく家を建てて移動したり、学校に進学したりなど新しい環境に変わることは誰しも経験した事があると思います。またこれから経験する事がある方もいらっしゃるでしょう。


慣れるまで不安だったり、孤独だったりもするかもしれません。

しかし自然に慣れてきます。適応力はそうした時ほど力を発揮します。

違う環境に身を置いた時、その環境に馴染もうとしたいのが生き残りたいという本能です。

誰しも群れたいと思うわけではないのですが、爪弾きにされたいとは思いません。


ご相談者のお話の中に爪弾きにされて辛いというお話も出てきます。

身体上の問題であったり、脳の問題であったり、電話でさっと解決できるものでもなく心が痛みます。家族であったり、介護者であったりの身近な人のケアが必要だからです。


話を戻しましょう。

新しい場所というのは、慣れずに緊張を強いられるのですが、暫くすると慣れてくるというお話です。


以前の会社は、生涯雇用というのが普通でしたが、最近の若い人は、能力に応じて会社を移るという海外の様式に変わってきています。

システム関連、IT関連が多いのかもしれません。

そうなってくると、意思を持った自己主張が必要になってくわけで、上に黙って従うというやり方は古臭いのは当然のことながら、圧をかけて従わせるというのは、論外になっています。


思いやりのある親に育てられた子供たちは、素晴らしい能力を身につけて多様性のある子となって羽ばたいていきます。


誰もが新居地で上手くやっていけるとすれば、若者たちにとって海外ではなく日本が魅力のある場所になっているのでしょうか。








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